一般社団法人工事金額適正化推進協会[PARCC]リフォーム工事金額の適正化を推進し、リフォーム業界の地位向上,悪徳業者、悪質業者の排除を目指します。

悪徳業者の営業方法

悪徳業者は、このように近づいてきます。

代表的な例として、

モニター商法

「お宅は角地にあって目立ちますので、宣伝効果が見込めますので、特別に○○円値引きします」など異様な値引きをするふりをして、工事の契約を迫る。 実際にはもともとの工事金額が高かったり、 安価な材料を使って、適切な工事をしない場合も多い。

語り商法

いかにも公的機関の調査のように近づき、消費者を安心させて不必要な工事の契約を迫る。 ・ 引き継ぎ商法 以前実際に工事を依頼した業者を調べ、その業者が廃業したため、お客様のフォーローを引き継いだふりをして、「以前の工事は欠陥があったため、追加工事が必要」などと嘯き、実際には不必要な工事の契約を迫る。

他にも、

「点検」という名目で訪問

屋根や耐震・床下・白アリなどの点検といった名目で訪問し、その後、点検した箇所に問題 があると偽り、悪いところがなくても悪い箇所を作る、もしくは、問題があるかのように告げ、不 安をあおり工事の契約につなげる。

「工事の挨拶」という名目で訪問

「近くで工事をすることになりました。」などと言い、「せっかくですから、ついでに点検をしま しょうか?」と言葉巧みに勧め、同様に契約につなげる。


〔事例〕
以前床下にシロアリ防除を依頼した業者が「点検」と言って来訪し、 「床下コンクリートにヒビが入って家が傾いている。地震があったら危険だ」と補強工事を勧められた。 断ったのに勝手に床下と(それに関連するという)2階部分の工事をしてしまい、 代金を請求された。(契約当事者:70歳代、男性、無職)

別居している両親の家に白蟻防除や床下換気扇の設置をしたことのある業者が点検と称して来訪した。 両親は「白蟻防除はもう要らないし、床下換気扇もやめたから点検する必要はない」と断ったが、 業者は勝手に床下を見て「白蟻防除はもう必要ないが、床下のコンクリートに縦の ヒビが入っていてボロボロの状態である。その影響で家も傾いている。地震があったら危ない」と言い、 その場所の写真を撮り、「工事をしないと危険だ」と何度も繰り返すので両親は不安になり、 私に電話をしてきた。私は業者に「帰省したときに破損個所を確認した上で必要であればお願いするから」と工事を断った。 にもかかわらず、業者は勝手に工事を始めてしまったとのこと。2時間程度の簡単な工事の後、 書面を出し「押印するように」と言われ、老眼の上、急がされたので契約書をよく読まずに押印したという。 さらに、翌々日の朝、業者が再び来訪し、2階部分の工事を始めた。「必要ない」と断ったが、 「1階だけでは狂ってくるのでだめだ」と言って勝手に工事をしてしまったという。 私が業者に連絡し、苦情を言ったら、業者は写真と工事の施工に関する書類等を送ってきたが、 それらを見てもやはり工事が必要だったとは思えないので、解約したい。工事代金は、床下と2階部分の合計で63万円である。

資料/国民生活センター 2002年
「訪問販売によるリフォーム工事」 に係る
消費者トラブルの現状と被害防止のための方策(概要)より

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