
悪徳業者の実態
なぜ、悪徳業者がはびこることができるのか・・・?
リフォーム業界の参入障壁が比較的低い
→工事費用500万円未満の工事は建設業許可が無くとも請け負える。
消費者側が知識の蓄積が困難である
→一生のうち、リフォームを経験する回数は限られるため。
それは、リフォーム業界への参入障壁が低いことも要因の一つと考えられています。
なぜなら、総工事一件の請負代金の額が建築一式工事以外の工事にあっては500万円未満の工事、
建築一式工事にあっては1,500万円未満又は延べ面積が150m2未満の木造住宅の工事については、
建設業許可がなくても工事を請け負えることができます。
下記の表のように、住宅に関わる工事件数と工事受注額との関係を見ても分かるように、
全体の約8割以上の工事は、無許可でも請け負うことが可能とも言えるのです。
☆建設業許可を持たない一部の悪徳業者により、リフォーム業者全体の地位下落や消費者の不安 をあおる現状につながっているとも言えます。 そのため、これからは、消費者自身が業者を見極める必要性が高まっているとも言えるのです。
住宅に係る個別工事件数の分布(単純集計)
個別工事の受注額 | 住宅 | 割合 |
---|---|---|
計 | 4,723 | |
50 万円未満 | 1,467 | 33% |
50 万円以上100 万円未満 | 789 | 16% |
100 万円以上150 万円未満 | 590 | 11% |
150 万円以上200 万円未満 | 373 | 8% |
200 万円以上250 万円 | 297 | 5% |
250 万円以上300 万円未満 | 180 | 3% |
300 万円以上350 万円未満 | 164 | 3% |
350 万円以上400 万円未満 | 100 | 2% |
400 万円以上450 万円未満 | 99 | 2% |
450 万円以上500 万円未満 | 73 | 1% |
500 万円以上 | 591 | 18% |